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教育長あいさつ令和元年6月号

教育長あいさつ

                   


                          




                              紫陽花に 降りて輝く 銀の糸(酔花幻)

 




  

 「社会総がかりで子供を育てる」は本市教育委員会が掲げてきた、またこれからも掲げ続ける理念でもあり目標でもあります。お陰様を持ちましてこの理念・目標に賛同してくださる市民の方々、関係機関や団体がいくつもあります。

   

 例えば様々なボランティアで学生さんたちが力を尽くしてくださっている市内三大学や、教育実習、インターンシップ、先生方の研修等で協力してくれている十文字学園女子大学、武蔵野大学などの学術機関、例えば中学生駅伝で寒さから生徒たちを守るベンチコートを寄贈してくださった商工会や青年会議所などの各種団体、例えば食物アレルギーなどいざという時に迅速に対応してくださる多摩北部医療センターをはじめとする医療機関など。ピッコロやウイズアイなどのNPO法人は赤ちゃんのチカラプロジェクトや不登校の居場所づくりでお世話になっているし、ディレクトフォースという民間企業をリタイヤした人たちの団体は、6月29日(土曜日)に行われる「サイエンスフェスティバル in Kiyose」を主宰してくださいます。健全育成委員会の皆さんは、子供たちが大活躍する「私の体験主張発表会」を運営してくださっているし、石田波郷俳句大会の実行委員会の皆さんはすべての学校の俳句教室に出向いてくださっています。

   

 家庭や学校だけではなかなか体験できない「深い学び」や、「社会とのつながり」「第三の大人とのかかわり」等を子供たちに与えてくださっている「清瀬の宝」は挙げたらきりがありません。

   

 今、本市で積極的に展開している「学校支援本部」も「社会総がかり」の一つの機能。14校中12校ですでに立ち上がりました。「学校支援本部」とは平易に表現すれば「地域の方々による学校の応援団」。これらの各機関・団体と学校とをつないでくださっています。メンバーの皆さんは「おらたちのまちのおらたちの学校を、おらたちの手でもっと元気にしてやるぞ!」という熱き志にあふれた方々。「チーム清瀬」はこの方々なしでは決して実現できないことでしょう。

  

 そのような中、これからますます「チームの絆」を強めていきたい機関があります。それは都立清瀬高等学校。昨年度、同校の藤原校長先生ご自身が本市第二中学校と第五中学校に来校くださり、都立高校の魅力を熱く語ってくださいました。また、第十小学校で行っている放課後補習に、同校の生徒さんがボランティアで教えに来てくれています。

  

 そして本市の目玉の一つである「ビブリオバトル」注1では昨年度、同校が会場を提供してくださり、同時に高校生もオブザーバーとしてバトルに参加してくれました。今年度も昨年度と同様10月19日(土曜日)に同校でバトルが交わされる予定です。

 

 清瀬高校から力を与えていただいているだけでは申し訳がありません。なかなか恩返しができる機会はないのですが、昨年度不祥私が同校の合唱コンクールの審査を引き受けさせていただきました。「チャレンジ」をキーワードにした素晴らしい合唱の数々で、恩返しどころか高校生諸君からたくさんのプレゼントをもらった一日でした。ありがたいことに今年度も招いていただいています。9月12日(木曜日)に立川リスルホールで開催されます。

 

 もう一つ、私たち教育委員会からの恩返しが下記のイベントの紹介です。清高毎年恒例の「あじさいウィーク」のコマーシャル。数年前、私も伺ったことがありますが、1000株ものあじさいが咲き乱れる様子は壮観でもあり、また「癒し」そのものでもあります。6月10日(月曜日)から16日(日曜日)まで開催しています。「百聞は一見に如かず」です。是非お立ち寄りを。

  

 今後、清瀬市教育委員会は清瀬高校との連携をますます強化していきます。先ずは教員研修。中学校の先生方にとって高校の授業を参観することは、自らの指導がどのように発展していくのかを知り、それを基に自らの指導を如何に改善していくかを考えるよきチャンス。逆に高校の先生方にとっても中学校の授業参観は、高校生の「学びの履歴」を知る上で価値あること。気軽に交流しあえるようになり、自然に会話ができるようになればその「連携」は本物です。少しずつ、無理をせず進めていこうと藤原校長とも合意しました。

  

 次に生徒同士の交流。その窓口として考えているのがボランティア活動です。すでに清瀬高校の生徒さんたちは、市の様々な行事においてボランティアとして活躍してくれています。また本市小中学生も市の水防訓練や避難訓練などで力を貸してくれている。是非、この両者を何らかの形でコラボレーションできないか、という構想です。

  

 社会貢献の想いを抱き、きびきびと役を果たしていく高校生は、小中学生にとって憧れの対象。生きる目標にも進学のエネルギーにもなる。高校生にとっても自らが「頼られる存在」になることは自己肯定感の育成につながる。清高に対する誇りも芽生えてくる。部活動や生徒会活動の交流にも言えることかもしれません。「あじさいウィーク」をはじめ、相互のイベントでその成果が発表できればこれほど素晴らしいことはないでしょう。

  

教わってきたことを年下の小中学生に伝える、そこで教わった小中学生が時を経て今度は教える立場に立つ…。このような「循環型社会」の実現こそ、「社会総がかりで子供を育てる」のもう一つの目指す姿であり、持続可能でますます発展する「わがまち清瀬」の、そして誇りと伝統ある清瀬高校を成長させる原動力となるはずです。

  

 「1000株の紫陽花がつなぐチーム清瀬」の実現に向けて、これからも私たちは頑張っていきます!

 

 

あじさいウィーク

【都立清瀬高等学校 あじさいウィーク】

 

1 日時 令和元年6月10日(月曜日)から16日(日曜日) 

 

     9時から15時30分まで

 

2 場所 都立清瀬高等学校中庭

 

3 関連イベント 6月13日(木曜日)15時30分から

 

         箏曲部、吹奏楽部演奏、茶道部お手前(先着60名)

 

         6月14日(金曜日)15時45分から

 

         箏曲部、吹奏楽部演奏、茶道部お手前(先着60名)

 

  東京都立清瀬高等学校のホームページ

 

 

注1)ビブリオバトルとは「知的書評合戦」と訳されるコミュニケーションゲーム。発表者が「面白い!」と思った本を5分間で紹介した後フロアを含めてディスカッションをします。最後に最も読みたくなった本を参加者が投票して「チャンプ本」を決定。「人を通して本を知る 本を通して人を知る」がキャッチコピー。

 

教育長 坂田 篤


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