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教育長あいさつ平成30年3月号

 

教育長あいさつ

                     

 

「たくさん」が君を成長させた

 

たくさんの 思いあふれる 弥生の日(酔花幻)

 

 オリンピックの熱気冷めやらぬ3月。清瀬にも徐々に春の足音が聞こえてきています。それとともに子供たちにとって別れの季節、旅立ちの時がやってくる。6年間の小学校課程、9年間の義務教育課程を終えた1879名(2月1日現在)の子供たちの卒業です。今月のホームページは、私から1879名の子供たちに贈るメッセージです。

 

 幼き心にはちきれんばかりの緊張を抱えて迎えた小学校の入学式から、はや6年、そして9年。たくさんの出来事があった。たくさん笑い、たくさん涙を流した。たくさん友達と協力し、たくさん喧嘩もした。たくさん感動し、たくさん打ちひしがれた。たくさん決意し、たくさん夢を抱いた。しかしその分たくさん反省もし、たくさんの挫折もした。だから君の心は、頭は、体はたくさん成長した。この一つ一つの「たくさん」があったからこそ、今の君がある。全ての「たくさん」が君の血となり肉となっているのだ。

 

 「たくさん」は君一人では決して得ることができない。友達がいて、後輩や先輩がいて、先生がいて、親がいて、近所のおじさんおばさんがいて…。家庭があって、学校があって、まちがあって、社会があって…。君を応援する人たちが「たくさん」いたからこそ経験できた。清瀬で生まれ、育ったからこそ経験できた。このことを決して忘れてはならない。感謝の気持ちを決して失ってはならない。

 

 これからの人生もきっとこんな「たくさん」を経験するはずだ。でも人間、できれば「よいこと」がたくさんあってほしい。いつでも笑って過ごしていたいだろう。しかし涙が止まらない時もある。誰にでも優しくしたいだろう。しかし時として相手の心を切り裂くような残酷な言葉を発してしまうこともある。後悔などしたくないだろう。しかし振り返ってみれば満足よりも後悔のほうが多いことに気づく。

 

でも涙の後には必ず笑顔がやって来る。残酷さの裏側には温かさがある。小さな勇気と正しい心を持てれば、後悔を繰り返さないよう自らの心を奮い立たせることもできる。こんなことを「たくさん」繰り返しながら、これからも君たちは少しずつ、しかし力強く伸び続けていくことだろう。

 

 6年生は中学校へ、中学生は高校を含めたそれぞれの進路へ、階段を一段上がろうとしている。君たちが出会うであろう「たくさん」の出来事にはすべて意味がある。賢く、豊かで、健やかな自分を作る材料になる。6年間、9年間の「たくさん」を宝に、これから経験する「たくさん」としっかりと向き合いながら逞しく成長していってほしい。いや、きっとそうしてくれるだろう。

 

 1879名に幸あれ!

教育長 坂田 篤



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